NZドルも豪ドル同様高金利通貨です。
近年、NZドル建て債券や外貨預金が人気を集め、2007年7月には、NZドル/円相場が約17年ぶりの高値となる97.73円まで上昇し続けました。
ニュージランドの最大の輸入相手国、最大の輸出相手国は共にオーストラリアです。
貿易面では隣国のオーストラリアへの依存度が高いため、NZドル/円相場は、豪ドル/円相場と似通った動きをするという特徴があります。
●農作物の商品市況が上がればNZドル高に
NZドル=『資源国通貨』という言われ方をするケースも多いですが、これは少し違います。
資源というと、原油や金などの鉱物資源です。
オーストラリアはまさにこうした鉱物資源を産出する国であり、豪ドルは資源国通貨と称されています。
ところが、ニュージランドの場合は、オーストラリアのように原油や鉱物が産出されるわけではありません。
ニュージランドが主に輸出しているのは、酪農品や肉類などの農産物です。
つまり、NZドルの場合は、原油や金ではなく農産物の商品市況が上がれば、それに伴ってニュージランドの輸出額が増え、NZドル高に繋がるという流れになります。
とはいえ、NZドルは豪ドルに連動する性質から、金などの貴金属相場が上がれば、それに伴って値上がりするという傾向も見られます。
ただ、貴金属相場が下落した場合の影響は豪ドルよりも軽微です。
それはいうまでもなく、ニュージランドが輸出しているのは、鉱物資源ではなく農作物だからです。
NZドルも、豪ドル同様、米ドルやユーロに比べて市場規模が小さいため、巨額の資金を運用するヘッジファンドなどの売買によって、相場が一時的に大きく変動するリスクがあることは忘れないでください。
高金利通貨はみんなが買いたい通貨。
したがってFXでもNZドルは個人投資家の95%以上が『買い』から入っています。
つまり売っている人は全体の5%しかいないのです。
ということは、売る時には95%の人がいっせいに売るので、下げのスピードが他の通貨よりも速くなります。
NZドルは、上昇はゆっくりで下降は早い。
こうした特徴があることも頭に入れて取引しましょう。
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