イギリスはかって世界有数の経済大国として、通貨であるポンドも基軸通貨として取引されるほど影響力のある国でした。
しかし、第一次大戦後はその座をアメリカに譲り、1960年代以降は長らく『イギリス病』と呼ばれる不景気に苦しみ、1992年には通貨危機にも陥るほどでした。
現在は経済は長期間の成長を続け、インフレ懸念から2006年には政策金利を徐々に引き上げ、金利は相対的に高水準をキープしています。
そのため有利なスワップポイントを確保できることから、FXで取引される通貨の中でも、最も人気の高い通貨の一つです。
1日の値動きも激しいため、デイトレードにも向いています。
ただし、ハイリターンが期待できるということは、それだけハイリスクということです。
FX相場の見通しを誤れば、大きな損失を招きかねません。
従って英ポンドを取引するときには、あまり大きなレバレッジで取引しないことをオススメします。
値動きは大きいのですが、1ポンド=210円というレートの大きさも考慮した変化率では、最近は低下傾向にあるので、レバレッジさえ気をつければそれほど心配いりません。
●英ポンド/円の関係には『規則性』がある
英ポンド/円の関係を見ていくと、ちょっとした規則性に気付きます。
それは、1ポンド=195円を超えて円高・ポンド安が進むと、英ポンドに買いが入って相場は反転するということです。
ただし、これはあくまで過去の話しですから、常に最新の傾向を把握するようにしてください。
ポンド相場の変動要因も、経済指標や要人発言となっています。
また、意外に思われるかもしてませんが、原油相場の動向も相場の変動要因になっています。
イギリスは世界第9位の原油輸出国で、北海油田で現在、1日あたり約600万バレルが産出されています。
原油高はカナダドルや豪ドルほどでないにしろ、英ポンドに影響を与えているでしょう。
英ポンドのリスク要因としては、ユーロへの参加動向やアイルランドの動向が挙げられます。
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