南アフリカランド/円で稼ぐ・儲ける

●貴金属価格の上昇で南アフリカランドは一躍、人気通貨に!

アパルトヘイトが廃止されてからの南アフリカ経済は発展をみせ、今ではブラジル・ロシア・インド・中国などと並んで、急成長が期待できる新興国と評価されています。
特にこのところの南アフリカの注目度はうなぎのぼりで、その背景には一次産品の価格高騰があります。

南アフリカは世界一の金の産出国であり、プラチナ・クロム・バナジウムの産出量も世界一です。
ダイヤモンドなども有名で、同国総輸出額の約4分の1を、金ははじめとする貴金属が占めています。
最近ではワインの生産国としても頭角を現してきました。
BMWやメルセデスベンツなどの生産地ともなっていて、日本からもトヨタや日産が進出しています。

2010年にはサッカーのワールドカップの開催国にもなっており、今後成長が鈍化することは考えにくい情勢です。


●『政情不安』の際は売られる可能性も

そんな中、南アフリカは投資対象としても注目されています。
日本においては南アフリカランド建て債券や外貨預金が人気を集めていますし、高金利通貨なので、FXでスワップポイントを狙った投資も活発になっています。

1998年以降、南アフリカの政策金利は一番高いときでは20%を越えており、一番低いときでも7%の水準を保っています。
2001年末のFX相場では1ランド=11円でしたが、2006年には1ランド=19円台まで上昇し、2008年現在では13円〜14円台をキープしています。

南アフリカランドの相場の変動要因ですが、南アフリカランドも豪ドルやカナダドル同様、『資源国通貨』の側面があるため、やはり注目すべきは金相場の動向です。
FXにおいて、南アフリカランド円相場を見ていく際には、金先物相場(特にニューヨーク市場)にも着目する必要があるといわれています。

また、政情の影響も大きく受けます。
南アフリカはアフリカの中でも政情が安定した国ですが、周辺諸国に政情が不安定な国が多く、周辺国で政情不安が起こった場合、それが南アフリカにも影響を及ぼすことが考えられます。
政情不安の際には、資金が引き上げられる可能性があるでしょう。

さらに、失業や貧困、犯罪などの社会問題も波乱要因です。
経済は発展しているとはいえ、まだまだ失業率は高く、1997年以降は常に20%を超えている状態です。
今後、着実に経済発展を成し遂げていくには、雇用情勢の改善は大きな課題です。

南アフリカランドは、スワップ金利は魅力で2008年に入ってからは以前のような値動きの激しさがなくなりました。
ただし、また以前のように大きく動くことも考えられるので、取引の際はなるべくレバレッジを低めに、しっかりと損切りを設定してから取引を行うようにしましょう。

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