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先物取引、日経225とは?

一頃の現物株式投資のブーム、そして次に訪れたFX(外国為替証拠金取引)ブームに続く、あらたな金融商品として、投資家の間では今、『日経225mini(ミニ)』に注目が集まっています。
この『日経225mini』の魅力は、ひとえに資金効率の良さがあります。
数万円から10万程度の証拠金と呼ばれる担保を預け入れることで、日経平均株価の100倍、約150万円もの資金を運用することができます。

日経225には、日経225mini以外にも日経225先物(ラージ)、日経225オプションの3種類があります。
このページではその3種類についての基本的な説明をします。


●そもそも先物取引って何?

前もって将来のある時点で売買することを約束して行う取引が『先物取引』です。
商品市場を例に取ると、あらかじめ『(収穫したら)この価格で売ります/買います』と約束して取引を行う仕組みです。
そして買った人/売った人は、決められた期日に、あるいは決められた期日以前に決済します。

先物取引で売買されているものは、原油・金・小豆といった商品先物が先物市場ではよく知られているところです。
他にも白金やゴムといった工業用品のほか、とうもろこしやコーヒー豆なども取り扱われています。
このように原油・金、あるいは株式指数などの原資産から派生したものを売買する金融商品のことを『金融派生商品(デリバティブ)』といいます。

『株式指数を先物取引で売買するってどうゆうこと?』と思ったかもしれませんが、『日経225先物』や『日経225mini』では、日経225(日経平均株価)という株式指数そのものを、ひとつの商品と見立てて、先物取引の形で売買されています。
なお、『日経225(日経平均株価)』とは、東証一部上場企業の中の主だった225社の株価の平均値で、日本経済新聞社が算出し公表しているものです。
TOPIX(東証株価指数)と並ぶ、代表的な株価指数として知られています。


●日経225先物(ラージ)とは?

大阪証券取引所に上場されている日経225を取り扱った先物取引のラインナップには、『日経225先物』『日経225mini』があります。
そのうち『日経225先物』は、2006年7月に上場された日経225miniに対して、俗にラージと称されています。
どちらも取引の仕組みそのものはさほど違いはありませんが、日経225先物は、ラージ(大きい)といわれるだけあって日経miniと比べ、取引を始めるにあたってはより大きな金額が必要となります。

『1枚』と呼ばれる先物取引における取引単位は、日経225先物では先物価格の1000倍となっています。
つまり日経225の価格(先物価格)が1万5000円ならば、1枚当たりの約定代金は1500万円となります。
日経225先物(ラージ)での最小単位は1枚からです。
つまり、1000万円以上の資金が動く取引ということになります。
そのためこの『日経225先物』は、個人投資家が行うというよりも、大きな資金を動かせる機関投資家(国や年金基金、証券会社など)が取引しています。


●個人投資家向けの日経225先物『日経225mini』

『日経225先物』のミニ版で、個人投資家に向けたラインナップが、『日経225mini』です。
将来のある時点に、日経平均株価(日経225)の100倍の値段を、今の時点で取り決めた価格で取引します。
1枚当たりの売買代金が日経平均株価の100倍です。
ラージと呼ばれる日経225先物と比べると10分の1のサイズなので、比較的少額、5万円程度からでも取引が可能となっています。
ちなみに、日経225先物と日経225miniはそれぞれ個別の金融商品なので、日経225miniの10枚を日経225先物の1枚に相殺するようなことはできません。


●日経225オプションとは?

『日経225オプション』は、『日経225mini』などと同じく大阪証券取引所上場の金融派生商品の1つです。
日経225オプションでは『前もって決めておいた期日に日経225(日経平均株価)』を、あらかじめ決められた価格で買う/売る権利』が取引されています。
日経225オプション取引には4つのパターンがあります。
『買う権利』『売る権利』それぞれに買い手・売り手があるためです。
このうち買う権利は『コール』、売る権利は『プット』と呼ばれており、実際の取引では『コールの買い』『プットの売り』などといわれています。

取引される日経225オプションの価格は『プレミアム(市場価格)』といいます。
実際の取引では『日経225オプション08年7月限・1万5000円コール』が『200円』で売買されていたとします。
この200円が『プレミアム(市場価格)』となります。

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