経済の基礎的条件のこと。
景気や経済成長率、雇用情勢、金利政策などさまざまな条件が含まれます。
こうしたファンダメンタルの条件をもとにして、今後のマーケットの予測を立てることをファンダメンタル分析といいます。
スワップ狙いにせよ、為替差益狙いにせよ、これから円高に向かうのか、それとも円安に向かうのか、それが読めれば勝てるのがFXの世界です。
単純に考えると、上がるか下がるか、確率はキッチリ五分五分なので、何も知らない子供が予測しても、半分は当たることになります。
しかし、なぜか『プロ』と呼ばれる人も予測が難しいといわれるのがFX市場です。
プロは、『アメリカの雇用統計がどうだから』とか『今後は景気がどうなる』など、経済指標やニュースを分析して為替動向を予測します。(ファンダメンタル分析)
しかし、それがものの見事に外れることもあります。
それは、『為替を動かすのは相場に参加している人』であり、大事なのは経済指標そのものではなく、それを見て、参加者が何を考え、どう動くのかを予測することだからです。
そこで『チャート』の出番です。
FX市場参加者がどちらの方向を向いているか、その人間の心理を映し出すのが、『チャート』なのです。
●テクニカル(チャート)分析のメリット・デメリット
過去の価格や時間などのデータに基いてつくられるのがテクニカル指標です。
ファンダメンタル分析に対して、チャートやその他のテクニカル指標を用いて、今後のマーケットの予測を立てることをテクニカル(チャート)分析といいます。
チャートとは、過去の値動きをグラフにしたものです。
FXに参加している大多数の人が、チャートを見ているといっても過言ではありません。
チャートからは、『この上昇はもう少し続きそうだな』とか、『もうじき流れが変わりそうだぞ』とか、『○○円付近まで下落すると、いつも反発するように上昇している。きっと次も来るぞ!』など、いろんなことが読み取れます。
値動きのクセや習性を調べたり、チャート上に補助線を引いて売買タイミングをはかるなどして使うのです。
例えば、多くの投資家がチャートの形から、『この上昇は申す少し続きそうだな、買っておこう』と考えて買い注文を出すことで本当に上昇が続いた、なんてことも多々あります。
多くの人がチャートを見て、同じところで、同じ読みをして、同じ行動をする。
結果的に読みどおりになる、というわけです。
多数派に乗るには、みんなが参考にしているものを自分も参考にするしかありません。
ただし、みんながみんな、同じ形のチャートを見て、同じ読み方をするとは限りませんし、テロやサブプライム問題のように、大きな意味を持つファンダメンタル的な要因によって、チャートの形からは想像もできない変動が起こることもあります。
●ファンダメンタル分析+テクニカル(チャート)分析で稼ぐ
したがって最も望ましいのは、経済指標やニュースを分析するファンダメンタルとチャート分析を合わせて判断することです。
とはいえ、先にも触れたとおりファンダメンタル分析はプロでも難しいわけで、一般のFX投資家は、ファンダメンタル分析については、FX会社が提供するレポートの中から好きなものをザッと読む程度で十分なような気がします。
特にFX初心者は、まずチャート分析から入りましょう。
チャート分析をしっかりと覚えた上で、ファンダメンタル分析を組み合わせることが、FXで稼ぐためにもっとも有効な手の一つです。
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