『トレンドにつけ。』
これは株式投資だけじゃなく、全ての投資の王道中の王道です。
アメリカでは『トレンドはフレンド』という言葉もあるくらいです。
株式市場を大きく分けると前半は下げ相場、後半は上げ相場の傾向にあります。(今年2008年も前半は下げ相場でした)
こうした流れから見る限りやはり、トレンドに逆らうのは得策ではないと言えます。
たいていの人はトレンドを見るよりも、自分で個別銘柄を分析したり雑誌の予想を見て株を買います。
『上がる』と思って銘柄を買うのです。
そこで上げれば問題ないわけですが、実際は上がらないことも多々あります。
その場合、そこで損切りを行えばいいのですが、『これは一時的なもの、これから上がる』と根拠のない自信でずっと持ち続けて、結局大損してしまう失敗をしたことはないでしょうか?
なぜそうゆう失敗をしてしまうのか?
それは、まわりが見えなくなっているからです。
自分で苦労して、時間をかけて銘柄を分析してから選ぶと、その銘柄に対して思い入れがかなり大きくなってしまうのが大きな原因です。
しかし、『自分はこうゆう根拠で買った。きっと上がる。』と、いくら念じてみても、株式市場にはざんねんながら何の影響力もないのが現実です。
●予想は株式市場に任せてみるのも一つの手
投資初心者ほど、株式市場を分析したり、戦略を立てないと勝てないと思い込んでいる傾向があります。
しかし、仕事をしながらできる個人の分析なんて限られています。
だったら、面倒なことは株式市場に任せてみましょう。
そもそも『こんなすばらしい銘柄を見つけた』と一人で盛り上がっても、その銘柄に価値を見出したのがその人だけなら、まったく意味がありません。
他の大勢の人たちも『すばらしい』と気付いて買い注文を出さない限り、株価は上げらないからです。
じゃあどうすればいいのか?
分析は最低限に止めて、ただシンプルにトレンドを観察すればいいのです。
『今は株式市場全体が下がっているな』と思えば、それに合わせて売ればいいのです。
『今は株式市場全体が好調だ』と確認したら、上昇気流に乗って買えばいいのです。
持ち合いだったら見送りましょう。
株価が上がる仕組みというのは、そんなに複雑なものではありません。
みんなが注目して、そこにお金を投資するから上がる。
それだけです。
会社の業績や世の中の景気動向など、それらは後から発表される後付けの話しなのです。
利益というのは市場(他人)がもたらしてくれるのです。
それが唯一の客観的事実です。
銘柄分析が鋭かった・買った株数が多かった・運よくこの値段で買えた。
後付けの理由で色々言うことは簡単ですが、実はそんなことは全然関係ありません。
買った後に株式市場が大きく動いていた・動き出した初動のタイミングで上手く買った・たまたまそのタイミングにめぐり合った、それだけの話しなんです。
株式市場にお金がたくさん入ってくれば、市場は大きく動きます。
当然のことですが、お金がたくさん入ってくれば、どんな銘柄だった上がるのです。
逆にお金が入ってこなければ上がりません。
トヨタが業界ナンバーワンでも、トヨタにうまみを感じる投資家が少なければ、株価は反応しないわけです。
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