ローソク足チャートは日本人が発明したものですが、これが優れている点は、毎日の値動きが分かるだけでなく、複数のローソク足を並べて見ることで大きな流れ(トレンド)やリズムが分かる点にあります。
『FXは株よりもトレンドが発生しやすい』つまり、上がるときはガンガン上がります。
このトレンドで利益を伸ばすのが、FXで大きく儲けるコツです。
しかしそのためには『トレンド』を読むことが重要になってきます。
そこでローソク足の並びでトレンドを見ます。
トレンドには『上昇』『下降』『もみ合い』の3つしかありません。
上がったり下がったりしながらも、大きな傾向としては上昇している状態を『上昇トレンド』、下降している状態を『下降トレンド』、横ばい状態を『もみ合い(横ばい)』といいます。
FXは『売り』からも入れますから、上昇トレンドの局面では買いを中心に、下降トレンドの局面では売りを中心に、もみ合いの局面ではどちらに動くか分からないので、投資資金の額を減らしてボックス(相場が一定の範囲内で上下動している場合、その『一定の範囲』のことをボックスといいます)の下限あたりで買って、上限あたりで売りを繰り返す、などの作戦が考えられます。
このように上昇トレンドなのか、横ばいのトレンドの中にいるのか、下降トレンドなのか、『今、どのトレンドなのか?』をまず判断してから、売買の戦略を決めるといいでしょう。
FX初心者はトレンドに逆らわず、みんなと同じ方向に進んで儲けるのが一番簡単で確実です。
●下降トレンドではスワップ金利に注意
下降トレンドでも、『売り』から取引を始めることで利益を出せるわけですが、注意しなくてはならないのは、スワップ金利を毎日支払わなければならなくなることが多いという点です。
通貨ペアにもよりますが、米ドル/円、ユーロ/円など、対円取引の場合は、『売り』で取引を開始すると、スワップ金利の支払いが発生します。(日本は超低金利のため)。
つまり、取られるスワップ以上の為替差益が出ないと割に合わないというわけです。
したがって、FX初心者はあえてハンデ戦に参加する必要はないと思います。(下降トレンドのときは売買を見送る)
どうしても売りからスタートしたい場合は、スワップ金利の少ない通貨ペアを選んだ方が安心だと思います。
スワップの観点から戦略を立てるなら、最も利益が出やすいのは、高金利通貨の上昇トレンドについていくやり方です。
上昇トレンドの高金利通貨を見つけて買えば、為替差益とスワップとをダブルで狙えます。
なるべくトレンドの早いうちに見つけて買って、トレンドが変わるまで長く保有できると、利益もダブルでグングン伸びていくでしょう。
一方、横ばい(ボックス)もまた、スワップの稼ぎ処といえます。
特に値動きの少ないケース(チャートのジグザグの幅が小さいケース)では、為替の損益は重視せずに買いっぱなしでスワップ金利を稼ぐ作戦も有効です。
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