FXの取引を行うときは、『利食い』と『損切り』の水準をあらかじめ決めておき、確実に実行することが重要になります。
利益を着実に積み上げていくには、相場の読みを確かなものにすることも重要ですが、リスク管理も大きなポイントになってきます。
相場で勝ち続けるということはほぼ100%不可能です。
買った通貨が次の瞬間に上がる(下がる)確率は単純に計算すると2分の1です。
この勝率2分の1をいかにそれ以上に高めるかが大切になりますが、全部勝つことなど決してできません。
そこで、勝ちを多くして負けを少なくすることと同時に、『勝ちの利益を大きくして、負けの損失を小さくする』ことも必要になってきます。
1勝9敗でもトータルでプラスになることもあれば、9勝1敗でもトータルでマイナスになって負けてしまうのがFXの世界です。
9勝してコツコツ積み上げた利益分を、たった1回の大負けでフイにしてしまうことがあるのです。
そのため、相場が思惑と違った方法に動いたときは、できるだけ損失を抑えるために『損切り』を徹底しましょう。
損切りと利益確定のポイントを同じ額にしたとします。
例えば、1ドルを105円で買って106円で利食い売りのポイント、104円を損切りのポイントとしたとしましょう。
10回投資して損切りと利食いが5回ずつだったとしたら、収支はトントンとなります。(スワップと手数料は考えないものとする)
そこで、利食いのポイントを大きくとって、損切りのポイントを小さくとる投資スタンスにしてみます。
例えば、損切りは50銭、利食いは1円幅を原則とします。
その基本ラインは守りつつ、思った以上に予測した方向にFX市場が進んでいるときは、2円幅、あるいはそれ以上の利幅も取ります。
それでも、損切りラインの50銭のルールは絶対です。
もちろん、必ずしもそううまくいくとは限りません。
値幅を大きく取れば、その価格に到達する確率は低くなる、あるいは時間がかかります。
利食いまでの差を損切りまでの差の2倍にしたとしても、利益を得るのが損切りする回数の半分に止まれば、収支はトントンになってしまいます。
このトレード方法では特に利食いを行うタイミングが非常に重要になってきます。
どんなトレードスタイルでもやはり、相場の流れを読むことが重要になってくるのです。
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