カリスマデイトレーダーと呼ばれる人の中には、『チャートしか見ない』『買った株の会社が何をやっているか知らない』と言う人もいます。
こうゆう人たちはテクニカル指標を駆使したり、人間の心理を逆手に取って、細かい相場のアヤを取っていくことで株で稼いでいます。
会社の内容などを知ってしまうと情が移って、ルール通り、冷静に売買できなくなる恐れがあるというわけです。
しかし、株式投資歴が浅い人、トレードの技術に自信のない人が、こういったデイトレーダーのマネをすることは危険です。
カリスマデイトレーダーと呼ばれる人たちは投資スタンスも、経験も、環境も、一般の投資家とは全然違います。
一日中相場にはりついているからこそ、そういった売買ができるわけです。
さらにいうなら、わずか5円とか10円、1〜5%の値動きで数十万円の利益を出すには、1取引ごとに最低でも数百万円単位の投資金が必要です。
デイトレーダーの手掛ける銘柄は値動きが大きいと銘柄選びの参考にする人もいますが、一般の投資家がよく分からない銘柄に手を出すのはリスキーです。
では、何を買えばいいのか?
株式投資の初心者であれば、まずあなた自身の生活に関連のある銘柄に目を向けてみてはどうでしょうか?
自社株、取引先、食品、レジャーなど業種はどれでも大丈夫です。
一番やりやすいのは自分が仕事で関わっている業種です。
自分が仕事で関わっている業者なら、その会社がどうゆう利益構造になっているのか、どんなニュースに影響を受けやすいかなどが分かりやすいはずです。
株式投資家として有名なウォーレン・バフェットも昔、『わけの分からない会社を買うよりは、髭剃りのメーカーだ、コークだ』と言って、分かりやすくて日銭が入る商売に投資していました。
ウォーレン・バフェットは、株価が半額になったら買い増ししていました。
中身が分かっているから、不安なく投資していたのです。
その株を買ったらすぐ儲かるわけじゃなくても、どの株を買えばいいか迷ったら、そうゆう銘柄選びをしなさいという教訓ですね。
逆に言えば、迷うような銘柄は買わない方がいいということです。
旧ライブドアみたいに、事業内容もビジョンもよく分からない商売をやっている会社に投資して、お金を失った人もたくさんいるわけですから。
特にIT関連は『値動きが派手だから儲けやすい』と投資をしている個人投資家が非常に多くいます。
しかし、IT株ばかりを手掛ける個人投資家で、IT業界全体に詳しい人がどのくらいいるのでしょうか?
値動きが大きい特定の銘柄ばかり追っていると、近視眼的になって、トレンドが分からなくなってしまいます。
だからIT業界のことが分からないなら、IT株はやめておいた方が無難です。
IT関連のニュースを見ても用語が理解できない、業界の方向性すらさっぱり分からないという人が、あえてそこに踏み込むことはありません。
IT銘柄以外でも十分に利益を出せます。
例えば、あなたが製造業に属している人なら、『あの会社は工作機械がすごく評判がよくて売れている』などといった、関係者に真っ先に入ってくる情報を持っているわけです。
それを活かせばいいだけです。
商社であれば、取引のある企業がいくらでもあります。
上場企業は数千銘柄もあるわけですから、物色対象には困らないはずです。
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