何度も言いますが、FXだけでなく全ての投資において『トレンドに乗る』ことが稼ぐためのポイントです。
そして、そのトレンドを判断するものの一つが、『トレンドを把握する方法』のページで紹介したトレンドライン。
ただこれはチャート上にすでに書き込まれた線ではなく、自分で引くので、悪く言えば曖昧だったり、恣意的になる傾向もあります。
同じようにトレンドを見るのに『移動平均線』を見るやり方があります。
これはチャート上にあらかじめ引かれている曲線で、『決められた期間の為替レートの終値(おわりね)の平均値を出し、線で結んだもの』。
例えば、『5日移動平均線』といえば、過去5日間の終値を足して5で割った平均値を順に結んだものです。
常に5日間の平均なので、1日増えれば5日前を外して5日分の平均値を出します。
見方を変えると、5日移動平均線というのは、過去5日間にその通貨を売買した人たちの平均買いコスト(買った値段)ともいえるのです。
●移動平均線との乖離(かいり)で売買チャンスを掴む
移動平均線には5日線、25日線、75日線など様々な期間のものがありますが、常に2本以上セットで使います。
例えば、5日線と25日線の移動平均線が描かれている場合、期間が短い5日線の方が短期線、期間が長い25日線を長期線といいます。
短期線なら10日か20日、長期線は40日が傾向を見やすいようです。
一般に為替チャートを見ると、ローソク足と一緒に移動平均線が3本表示されていることが多いようです。
具体的な移動平均線の使い方としては、まず『相場の向きを見る』。
移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドです。
また、ローソク足が移動平均線より上にあれば上昇トレンド、下なら下降トレンドになります。
さらに『現在の為替レートが、移動平均線から乖離していないかどうかを見る』。
為替レートは移動平均線から離れて『急上昇』あるいは『急下降』しすぎると調整しようとする力が生じ、移動平均線に近づく傾向があります。
つまり、移動平均線から上に乖離しすぎると買われすぎの状態、下に乖離すると売られすぎの状態で、以降そこから反転する可能性が大きいのです。
●ゴールデンクロス・デッドクロス
短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けることをゴールデンクロス、上から下に抜けることをデッドクロスといいます。
一般的にゴールデンクロスは買いサイン、デッドクロスは売りサインですが、売買サインとしては実際のトレンド転換より遅れて出ることから、『ダマシ』(サインが外れること)が多く信頼性は必ずしも高くありません。
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